31.05.03 柴安嵓（しばやすぐら）の 雪の壁（45度～50度くらい） 直登が 凄かった  トラックログ  大型連休で 各地で 事故渋滞などに 巻き込まれ 物凄く 大変な思いをして 燧ヶ岳の登山口（御池ロッジ）に到着 駐車場には まだ 3～4ｍ以上 積雪が 残っています  駐車場の 左奥側から スタート 雪が タップリなので アイゼンを 装着して行きました  赤テープなどは 全く無く 踏み跡を たどって行きます あちこちに 歩いた跡があるが 取り敢えず 上を目指して行けば 頂上に 行けるでしょう ？  開けた場所に 出てきた  さらに進む  どんどん進む  傾斜が スキー場の 上級者コース以上になって来たので 直登を 避け ジグザグに 進む    やっと 燧ヶ岳の頂上（俎嵓・まないたぐら）が 見えて来た  だだっ広い 熊沢田代に下って行く  後ろを振り返れば こんな感じ  樹林帯を 通り抜けると  段々と 傾斜が きつくなる  後ろを振り返れば 明日 登る 会津駒ヶ岳が バッチリと見えている  ヒイコらと 登って行く  とても 気持ちがいい 飛行機雲が 一直線に 伸びている  ハイマツ帯を 通り抜け  後ろを振り返れば こんな感じ  頑張って どんどん登る    右を 見ると 別のピーク 柴安嵓（しばやすぐら）が見えた 燧ヶ岳は 双耳峰 なのです  まず 俎嵓（まないたぐら）の 頂上です  頂上の岩場だけ 雪がありません   鞍部まで 下りて来た よく見ると 柴安嵓（しばやすぐら）の 登りが 物凄い 急斜面じゃないですか おぉ・・・あんな所を 登るのか・・・・  近づいて  このあたりで 危険と判断して 引き返す人達も 多かったです   まさに 雪の壁です  これは 凄い 45度～50度くらい ありそうです 同じような斜度 奥穂高岳の 雪壁は 固く凍った氷みたいで もし 落ちると 洒落にならないですが ここは 雪が 柔らかいし 落ちて行った先に ハイマツ帯があるので 命の危険はないようですから 安心です ？ 気持ち的に 随分 違います  足の間から 下側を 覗くと こんな感じ 結構な 高度感です  無事に 登りきりました  入れ違いで 下りる人を 見ます あまりにも 急斜面で 下降口が 見えません  スキー場の 上級者コースより もっと もっと 傾斜が急なのです  あまりにも 急斜面なので 後ろ向きに 下りています  柴安嵓（しばやすぐら）の頂上に 到着  尾瀬は まだ 雪で 真っ白ケ 正面に 至仏山が 見えている  正面に 特徴的な 日光白根山  日光白根山を アップで・・・・  さあ 私達も 下山しますか 一人 登って来ているのを 待ちます 怖かった～と つぶやいていました  近づくと やはり あまりにも 急斜面で 下側が見えません  さあ 慎重に 下ります  体重のある私が 下って行くと 足場が崩れて ヒヤッとする 今 滑落すると 下の二人も 道連れになります  どうにか 安全圏まで 下りて来た  あの雪壁を 滑り下りるのは 勇気がいる・・・・ よく見ると 登っていた女性が 怖くなったのか 途中で後ろ向きで 引き返している その方が 懸命だと思います 何とか 登れても その後の 下りが 大変で 危険ですので・・・・・ こちらから 雪の壁の 上り下りを ず～と 見ていた人が 言うのには 見ている間に 4人 滑落したそうです もし滑落しても 丁度 下側の ハイマツ帯が クッションになり 大丈夫だったそうです  その後 俎嵓（まないたぐら）まで 登り返す  尾瀬・至仏山とも 見納めです  それで そこの急斜面から 滑ると 確実に 死にますよ  少し 下りて来た場所からでも 傾斜が急なので シリセードでも 躊躇する  登って来たルートへ 入る  そこからの シリセードは 楽しかった 一気に 滑り降りる 滑落停止の 練習にもなります  途中で 休憩 正面には 明日 登る 越後駒ヶ岳  また また シリセードを 楽しむ  シリセードで 滑って下りると  やはり 下りは 凄く 楽だ  このあたりは 傾斜が 緩やかになり 残念ながら シリセードが 出来ません   後ろを振り返れば こんな感じ  ここからは また 結構な 急斜面の下りになる  スキー場の 上級者コース以上です  一段と 急斜面になった所で 足場が 崩れ 滑落してしまうが すぐに 傾斜が 緩やかな場所で 止まった 良かった・・・・  その後は 安全策を取って ジグザグに 下りて行く  もの凄い スピードが出ました ピッケルでの スピードコントロールが 出来ないと 大変です  さらに シリセードで どんどん下って行く 右側に パートナーが 小さく 写っている  どんどん下って行く  だだっ広い場所 雪が 溶けて 流れ出した黒い筋が見える  あと もう少しかなと 思ったが・・・・  まだまだ   木を 避けながら 滑ります   無事に 駐車場まで 戻って来た  右側の 雪の壁は 約10ｍもあるようだ  下山後 アルザ尾瀬郷で 露天風呂に入り まったり 近くにある 燧の湯・駒の湯も すべて 500円でした  今日は 柴安嵓（しばやすぐら）の 物凄い 雪の壁の直登（45度～50度）と 下りの 急斜面の シリセードで 楽しめました さあ 明日は 会津駒ヶ岳です
by ohara98jp
| 2019-05-03 15:50
| アルプス 百名山登山
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