積雪時は 南尾根ルートから登る事が多ったのですが
今回 26.03.09 笹ヶ峰の 北面 凍りついて 危険な ガリガリの急斜面を 直登してから 頂上へ その後 チチ山へ行き 最短で下山しました 登山口までは 殆ど積雪は無くなっていましたが・・・ 登山口 到着後 早速 スタックして 動けなくなった車を 救助 (Uターンしようとして ハマり込んでいました) 案内図 9時25分 出発 雪は固く 締まって 所々 凍っています トラバース 積雪が増えてきます 宿 (しゅく) に 到着 新しく架け替えられた 橋を渡り 固く 締まっている雪面のトラバース アイゼンを付けていないので 滑り落ちないように 注意して進みます 障害物を 乗り越えながら どんどん 進むと 10時47分 丸山荘に 到着 裏の方で 煙が上がっていましたので 今日は 誰かが居ると思います ここで 初めて アイゼンを装着します 11時 最初は トレースを辿って行きます その後 トレースは 左上側に上って行きますが N さんの 提案で 私達は そのまま 右奥へ進みます この開けた所を 直登して行きます 上部には 雪崩れた跡 デブリも見えています 今日は 固く締まっているので 雪崩の心配は まず無いでしょうが・・・・ ここは たしか 1997年2月11日に 雪崩で 死亡事故が起きた場所です 段々 傾斜が キツくなってきます 急斜面を 直登しているので アイゼンの前爪2本で 蹴り込んで登って行きます ふくらはぎが パンパンになり 疲れると 今度は 急斜面を ジグザグに 登って行きます 硬い 急斜面のトラバース アイゼンの歩行訓練になります きつい急斜面になってきて 直登するのは大変なので ジグザグにのぼります ) とても きつい急斜面 固く締まった 一枚バーン もし 滑落すると まず 止まれず 洒落になりません 目の荒い 大根おろし器でこすられるように ザラザラの硬い雪面で あっという間に 服はもちろん ズタズタ・ボロボロ 体も 同じようになってしまうでしょう 今回 こんなシビアな場所を 通ると思っていなかったので ピッケルを 持って来ていません 上りなので ピッケル無しでも 特に困りませんが もし 滑落すると ストックでは もう 止めようがありません あまりの急斜面なので ストックのままだと 後ろに ひっくり返りそうになったりします 手をついて 四つん這い状態で 直登した方が楽 (両手で ピッケルを持ってれば ガシガシ登れます) 振り返って 写真を 撮るのも 気をつけないと バランスを崩しそうになります ここの 硬い 一枚バーン急斜面の下りは このまま ストックとアイゼンで 下りられない事もないですが やはり ピッケルがあると 安心感が違います 二人とも 一歩・一歩 慎重に 登ってます 各自 適当に 登って行きます 後ろを振り返れば 沓掛山が 綺麗に見えています さらに どんどん 登って 行きます 足元にも エビのしっぽ いい感じですが まだまだ 気の抜けない 急斜面は 続きます N さん 少し 遅れ気味 I さんは 元気 石鎚山が 見えて来ました 頂上まで もう少しと 思っていたが 意外と 先がありました 12時10分 頂上 到着 標高 1,859m チチ山を見ながら しばし 休憩 N さん 遅れてやって来ました 笹ヶ峰 頂上からの パノラマ チチ山と 凍てついた 祠 寒風山と 伊予富士 とても 風が冷たくて 顔が痛いです I さんの 要望で チチ山へ向かいます I さん 今季 大永山トンネルから 2度 トライしたが 大雪のため チチ山の別れまで登れなかったそうです もう あちこちに クラックが 出来ていました さらに 進み 笹ヶ峰を振り返れば こんな感じです 何気なく トレースを 辿って行ってしまい 随分 左側に 来てしまった 軌道 修正して 尾根に 復帰 N さんは ここで 休憩 待機します 私達は どんどん 進み 樹林帯の中に 突入しましたが 大雪だし 急斜面に 生えている 木の枝などで 行く手を塞がれて 這いずり回り とても 苦労しました 無理やり くぐっている時 私の サングラスが 枝に 引っかかり 顔から外れ 飛ばされ 急斜面を 転がり落ちていく・・・ あっ~あっ・・・・ 何てこったい・・・・ もう 回収不能になると 半分諦めかけたら 奇跡的に 崖っぷちで 引っかかり セーフ とても ラッキーでした やれやれ 何とか 抜け出ました 後に続く I さんも 四苦八苦しているようです その後 I さん 苦労しながら やっと抜け出て来ましたが 肩で大きな息をして 金魚のように 口をパクパク しばらく そこで 休憩しているが どうも 様子が変だ ? しばらく待ったが 気になり 引き返して 一体どうしたのと聞くと 本人曰く 脱水症状 ?で 手や足などが痺れて 体が棒のようになり動けないと言うではないですか 水分補給は 頂上で食べた カップラーメンの汁のみ だったの ? ドリンクを飲んでもらい 私の 塩アメもなめてもらい 10分以上経過して 危険な状態 ? から無事に復帰 もしかして 脳梗塞か 心筋梗塞かとも思い 本当に びっくりしました いつもは 元気な I さん 今まで 一度も こんな事になったことは無いそうです いや~ 山では 何があるか分かりませんね I さん 不死鳥のように なんとか 復活 岩場も 強行突破 チチ山 頂上はもうすぐです 無事 チチ山 頂上 到着 標高 1855m I さん 標識に キッス ここから 続く 冠山・平家平も しっかり 見えています チチ山 頂上からの パノラマ さて N さんが 待っていますので そろそろ 引き返しますか 引き返す途中 私は 落とし穴に 落ち込み もがきました 快調に 下りる I さん N さんは ツエルトの中で 日向ぼっこで待機中 私のアイゼン 何故か 雪がくっついて 高下駄を履いているようになり 歩くのが 大変です 日の当たる南面は 雪の 表面が溶けてて アイゼンにくっつきやすいのですが・・・・ 私のは 特別 異常なくらい ダンゴになり 何度 叩き落としても すぐに高下駄を履いているようになり 急斜面の下りの時には とても 危険です ) トレースを辿って 引き返します 笹ヶ峰 頂上には 戻らないで 適当に 丸山荘に 向かって 下りて 行きます 丁度 丸山荘の裏から 管理人が出てきて 色々 話をしました 今年は 積雪が多くて 一人で 小屋の管理していくのは とても 大変でしょう 今日は あの右端に 白く見えているコースを 直登しました 帰りも ショートカットで 下って行きますが 私の アイゼンは 相変わらず 雪がダンゴ状にくっつき 高下駄を履いたようになり それを しょっちゅう ストックでたたき落とさなければ 歩けません 急斜面のトラバースの時には 大変 危険です 橋を渡り なんとか 無事に 車まで 帰って来ました 結局 スノーシューは 一度も 使わずに 担いでいっただけになりました 今日は 新規開拓で 初めて 知る人ぞ知る 知らない人は知らない 隠れ家的 温泉宿 歓喜庵 (かんきあん) 石鎚ロープウェイの 京屋旅館の別館 歓喜庵に行きました 西条市黒瀬上の原字260-1 0897-59-0522 四国八十八寺の 横峰寺の登り口を 少し入って 右奥側に 歓喜庵はあります この京屋旅館のおみやげ屋の 右手前奥にあります 入り口の門 とても 趣きのある 立派な 玄関です これは 何だか 分かりますか ? なんと ストーブなのです 五右衛門風呂を 逆さに 吊るしている ? 浴槽 シャンプー ボディソープ コンディショナー 付きで 500円 21時頃まで 日帰り入浴 Ok だそうです ここの日本でも有数の白濁色の温泉は 珍しく 入浴剤を入れなくても 白濁しています 湧き出る時は、無色透明なのですが、空気に触れると 白濁するそうです 浴槽の底には クリーム状の 湯花石が沈んでいます 実は 石鎚ロープウェイにある あの京屋旅館から お湯を運んで来ているのです 同じ500円ですが 向こうの 狭い浴槽に入るより こちらの方が 広くて気持よく入れると思います ? 石鎚山の 帰りに どうですか ? お薦めします ご主人手打ちの 手打ち蕎麦など 色々 食事も 出来るそうです 風呂あがりの 休憩場所 残念ながら 外にある 露天風呂は 現在は使用出来ませんでした そこからは 黒瀬湖が見渡せます また是非ここへ 温泉に来て 今度は ご主人手打ちの 手打ち蕎麦を 食べたいと思います 他の 二人も 大変 満足して帰りました お疲れ様でした
by ohara98jp
| 2014-03-09 16:26
| 石鎚山系 登山
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