23.11.23 三嶺の 新登山道コースと 10月10日に 13人が遭難したコース (間違って下った尾根) を 歩いて来ました
クリックすると すべて 大きく見れます ![]() 10月10日に 13人が遭難した 本人のログです 避難小屋を 出たのが 15時だったようです あと ほとんど報じられていないですが 本当は もう1人単独行の登山者が同様にルートを外して グループは一時14人になっていたのですが この人は独自に行動して 9日中に ビバークをせず単独で 四ツ小屋谷川沢を下り その日のうちに下山したそうです あとの13人は ビバークした 翌朝に 私と 同じように 林道終点の 上の登山口(8時45分に到着) まで 移動したあと 捜索隊と合流したようです ![]() 三嶺の名頃登山口には 新しく 案山子が 置いてありました ![]() 案内図 ![]() 名頃登山口の駐車場を出て すぐ左側の所に 新しいコースの入り口があります 旧コースは そのまま 林道を 奥に 進んで行きます ![]() この階段の丸太は 新しい物ではありません 随分以前から あったようです こんな所に このコースが あったとは いままで まったく 気がつきませんでした ![]() 名頃登山口の 駐車場のすぐ上に 上がって行きます 左下に 駐車場が見えます ![]() 少し 登って行き ![]() この伐採のための索道ワイヤーの下を くぐって 登って 鉄塔の横を 通り抜けます ![]() 長い階段を 登って行きます ![]() 少し 紅葉もありました ![]() 赤テープが あちこちにあり 迷う事はありません ![]() 歩きやすい道です ![]() 左上側に 上がります ![]() さらに尾根を 進んで行くと 林道に出てきました ![]() 左側の林道に行くと すぐに 右上に上がる 標識があります (この林道の 終点は 昔の 上の登山口で 今回の 下山時 私は 13人が 間違って下りて 遭難した 尾根を下り ここへ 出て来ました) ![]() 階段を上がります ![]() そのまま 尾根を進んで 行きます ![]() 右下側で シカを発見します このあたりは 苔むした倒木が たくさんあり 何とも言えない いい感じの景色です ![]() 歩きやすい道が 続きます ![]() 左上に 上がって行きます ![]() さらに 進んで行き ![]() また 左上に 上がって行きます ![]() 鹿食害防止用のネットが 左右に張ってある所にやってきました ![]() こんな表示がありました ![]() 右下側からの 今までの旧コースと 新登山道コースの 合流地点にやってきました 今までの 平尾谷川からの 谷筋の 旧登山道よりは 歩いて 楽ですね ![]() 逆に 頂上から 下りて来ると こんな感じに見えます 新登山道コースは 右側の尾根 木の間を真っ直ぐに 下山して行きます 旧登山道コースは 左側に進んで 左下に 下って行きます ![]() 頂上に 向かいます このあたりを 過ぎた所で 強風が吹きだし とても 冷たい小雨が みぞれ雪に 変わって来ましたので カッパを着込みます え~ こんなに 天候が悪くなるとは・・・・・・ 思ってもみませんでした 朝は 晴れていたのに・・・・ ![]() さらに 左上側に 登って行くと 尾根の所で 直角に 右に曲がれと 標識があります 今までは この標識はありませんでした 10月10日の 遭難騒ぎの後に 出来たみたいです (ここが 遭難の原因ポイント) ![]() 逆に 頂上から 下りて来ると こんな感じに見えます どうやら ここから 左側に 下りなくてはいけないのに ここの 尾根を そのまま 真っ直ぐに 下りてしまって 13人が 遭難したようです 今日の 下山の時 遭難の原因になった ここを下りて 帰りましたが 道はまったく ありませんでしたので GPSがないと やはり 迷いやすいです ![]() 取り合えず 頂上に 向かいます ![]() どんどん 進んで 行きます ![]() まゆみの木に やってきました ![]() ここで 下山して来た人達と すれ違います ![]() ガスで まったく 見えません ![]() 足元に ほんの少し 白く 雪が 積もっています ![]() 大岩の所にやってきました ![]() シカよけネットが 張られ ゲートが 出来ています ![]() 笹の上に こんな物がありました ![]() 頂上に 行く途中 遭難碑があります ![]() アップで・・・・ ![]() さらに 進みます ![]() 岩場を 上がると・・・・・ ![]() また 遭難碑があります ![]() アップで・・・・ 高松高校OB山岳会と 書いてあります ![]() 頂上が 見えてきましたが こんな天候では さすがに 誰も 居ないようです ![]() 強風が 吹き とても 寒い 頂上に 初めて 三嶺に 来たという 徳島からの若者がやって来て 犬が 登山口から ず~と 案内してくれたと言っていました 話を聞くと どうやら いつもの シロのようです ![]() もう 結構 年老いた ガイド犬 シロ (チビ)なのですが・・・・・ 三嶺に 初めて 来た人には 道案内を してあげないと 思うのでしょうか (わかるのでしょうか) ? 不思議です (今まで なぜか 私には ついて来なかった ?) ![]() 晴れていれば 天狗岳や 牛の背 までの 素晴らしい 縦走路が 見えるはずなのに・・・・・ ![]() 積雪時は とても 綺麗です ![]() 非常に 寒いので 一緒に 避難小屋まで 行く事にします ![]() ここも 晴れていれば 剣山 次郎笈 丸笹山 塔の丸 などが よく見えるのに・・・・・ クリックすると すべて 大きく見れます ![]() 積雪時は もっと 綺麗です ![]() 避難小屋まで やってきました ![]() 避難小屋の中には 犬を引き連れた 二人の 年配の人達が居ました ![]() 冷たい 強風の中 そろそろ 下山する事にします ![]() シカが 通れない このゲートを 犬は 通れたみたいです ![]() 水場の 標識は 壊れていましたが 三嶺の 水場は 行った事が無いので 行って見る事にします ![]() すぐの この急な段差を 下りて行きます ![]() 下りて 見上げると こんな感じです 崖みたいです ![]() 下りた 奥の右側に 水場がありました ![]() これですが・・・・ 水が出ていない ? ![]() パイプを 動かしてやると 水が チョロチョロと 出るようになりました これでは 夏場には 枯れてしまうことも あると 思います ![]() さらに 下山して行き 例の 遭難の原因となった場所に やって来ました 予定には なかったのですが 急遽 ここを 左に曲がらないで 13人が 遭難した 間違った 尾根を 真っ直ぐに下りて行く事にします ![]() 少し 下りて行くと・・・・ ![]() 三角点が あります 普通は ここまでに 間違って下りて来た事に 気がつくと思うのですが・・・・・ (こんな所 通ってない ?) ブログを見ると 三角点があるなら 逆に 道があるはず 下りられると 思い込んでしまったようです ? ![]() その先は こんな感じです 緩やかな どこでも 歩きやすい 尾根です ![]() 最初の内は 登山道が 薄っすらと あるような 無いような 状態ですが・・・・・ 一面の 落ち葉で 道は よく 分かりません どこでも 通れます ![]() その内に 踏み跡らしきものは まったく 無くなります まだ ここから 引き返せば 登り返しても まだ そんなに時間は かかりませんが・・・・ ![]() 斜面が 急になって来ます いくら何でも ここまで 来ると こんな所は 上りには 通ってない 間違って下りて来た事に 絶対に 気がつくはずですが・・・・・ 5~12歳の 小さな子供も 4人ほど 居たのに こんな急な所を さらに 無理して 下りて 行ったのが 不思議です ? 先頭を歩く 人達は 少し 変だなと 思いながらも この尾根が 正しいルートであると 思い込んで 高低差300mも 下ったのかな ? 後から ついて行った 夫婦も 11人の 先行グループが 躊躇なく進んでおり 迷っているとは見えず 疑うことなく 後をついていったそうです 意外と 間違える時は そんなものなのでしょうね ![]() さらに どんどん 急な 道 無き道を 下りて行きますが・・・・・・ 出会うのは シカぐらいです 遭難した人達のように もっと下の 四ツ小屋谷川の沢まで 下りてしまうと 登り返すのが 大変ですので もう そろそろ 尾根から外れて 左側に 移動して行かなければ 林道終点に 行けません ここで 初めて GPSで チェックすると・・・・・ ありゃ・・・・ 電池の容量が あと 一メモリに減っています 予備の電池を探すと 無い・・・・ なんと 車の中に 置き忘れて来ているではありませんか が~ん 電池の容量が 無くなってしまう前に 林道終点に たどり着かなければ 私も 遭難してしまいます ? しまった・・・・・ 急に あせって 動揺してしまいました ![]() 左側に トラバースで 移動していくと 地図には載っていない 沢が出てきました 沢の 両サイドは 切り立った 崩れやすい 急斜面で 簡単には 降りられません 危険です 移動して 安全に 下りれる場所を探します ![]() 何とか 無事に 沢を渡り 登り 振り返ると こんな感じです 結構 崩れやすい 足場の 急斜面です ![]() また 登って トラバースして行きますと・・・・・ ![]() さらに また 急斜面の下に 沢が あります ![]() また 何とか 沢を 渡って振り返ると こんな感じです ちょっとした 崩れやすい 崖になっていますので もし 滑落して 岩場で 怪我をして 動けなくなると 大変です こんな所で ビバークしたくない・・・・・ あわてずに 慎重に・・・・・・慎重に・・・・・・ ![]() 子供をふくむ13人が ビバークして 焚き火をしている所です (すみません 写真を お借りしました) 遭難した 子供をふくむ11名グループの人に あとから 追いついて 一緒にビバークした 夫婦のブログです http://49268178.at.webry.info/201110/article_8.html http://49268178.at.webry.info/201110/article_19.html ![]() さらに 進んで行くと またまた 沢があります もう 勘弁してよ・・・・・・ 結構 時間もかかり 遅くなり 薄暗くなり こんな所に 来てしまった事を 少し 後悔します (ミイラ取りがミイラになってしまう ?) ![]() また また 何とか 沢を渡り ヒ~ヒ~ 言いながら また 登り返します 天候が悪く 薄暗い まったく 周りが 見えない 樹林帯の中で GPSの 電池が 無くなってしまう前にと 必死です 段々 気持ちに 余裕が 無くなってしまっていました (こんな事では いけないのですが・・・・・) ![]() 薄暗い 樹林帯の中に 薄っすらと 登山道らしきものがありましたが すぐに 無くなりました ![]() これが 白髪避難小屋に 通じる道 ? だったみたいです 初めて ここへ 入ってくる人は GPSが 無いと 絶対に 迷いやすいと思います ![]() 少し 明るい所に 出てきました 前に進むと 崖みたいになっていて そのまま 真っ直ぐには 進めなくなりました GPSで 確認すると いつのまにか 標高が 林道終点より 随分 下がり過ぎているみたいなので またまた ひいこらと 登り返して行きます ![]() しんどいですが もっと もっと さらに 上に 登り返します ![]() まだ 林道終点には たどり着けません ![]() まだまだ ひいこらと 登り返して行きます ![]() 岩が ゴロゴロしている所に出てきました ![]() 岩を 越えて行くと・・・・・・ ![]() やった~・・・・・・ やれやれ GPS の電池が 無くなってしまう前に 何とか 林道終点に到着しました ホット 一安心です ![]() ここが 昔の 上の 登山口です ![]() 祠も ありました ![]() もう 後は 林道を歩いて帰るだけです ![]() 林道で 工事をしていました ![]() あちこちで しています ![]() 朝 通った所に 合流しました ![]() 右側奥の 新登山道コースに 入って 下って行きます ![]() どんどん 下りて行きますが 急な斜面は ズルズル 滑ります ![]() さらに 階段を 下って行くと・・・・・ ![]() 鉄塔の所に 戻って来ました ![]() 急な斜面を 下りて行くと・・・・・ ![]() 駐車場が 見えて来ました ![]() もう 私の車だけしか 残っていません ![]() 帰り道に 座り込んで 徐行して 安全運転で 帰りなさいと 案内している 案山子です ? ![]() もう 一人 ? も ヘルメット姿で 見送ってくれています ![]() GPSや ヘッドライトの 予備の電池は 出発前に 必ず 確認が 必要ですね 反省・・・・・・・ 遭難した尾根を 下って 昔の 上の登山口 (林道終点)へ 下りるのは大変ですので くれぐれも 止めといた方がいいですよ
by ohara98jp
| 2011-11-23 21:51
| 剣山系 登山
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Comments(4)
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参考になりました。三嶺に登ったのは24年前ですが、当時とはだいぶ変わっていることでしょう。
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JKさん お久しぶりです 出張・会議ばかりで 大変そうですね 体調はどうですか ?
三嶺に登ったのは 24年前ですか・・・・ そんな前から 登っていないのですか その頃とは ルートが 変わっていますね 今度また 一緒にアルプスに行きましょう 楽しみにしています ![]()
三嶺は途中でまでなので、登りたいなぁ・・^^
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