21.05.05
昨日の 北穂高岳(3106m)で日本第9位に 続いて 今日は 奥穂高岳(3190m)で日本第3位へ登ります 今朝も 4時起きです 青空も出て いい天気です 秋には こんな感じに なります 別世界ですね・・・ 昨日 登った 北穂高岳(3106m)日本第9位です 前穂高岳(3090m)です テントの数が 随分 減りました さあ 奥穂高岳(3190m)日本第3位に 向かって 出発です 白出のコルまで 直登して行きます 近いようで これが 結構 時間が かかります 2時間30分かかりました だんだん 急登に なって来ます 振り返ると 左側にある テント場が 小さくなっています ここを シリセードで 下りた人は 凄いスピードが出た筈です 私も 帰りに チャレンジしてみたいですね 雪に 埋まっている ザイテングラートが だいぶ 近くなって来た 雪の無い時は ザイテングラートをつたって 登っていきます 雪で埋まってしまっている ザイテングラートを 横目に 見ながら どんどん 登って行きます 雪の無い時のザイテングラートです 真ん中の白い雪の所に 人が何人か居ます ザイテングラートが どれほど 大きいかが わかりますよね? 雪で埋まってしまって 一部しか見えない ザイテングラート 今 一体 何メートル積もっているの・・・? いい景色です 小学生が 登って 来ていました 凄い・・・ 傾斜が 一段と きつくなって きました ガスと風が 出てきて 急に 真冬に戻ったみたいです 寒~いよ~・・・ 震え上がりました 白出のコルにある 穂高岳山荘の 前で 山と渓谷社の取材を受けました もしかしたら 来年の5月の特集に載るかも・・・? (1年先の 特集の 取材をしているそうです 写真と全員の名前もひかえていました) 丁度 上から 人が 下りてきています 滑落した時の為の ワイヤーネットも 見えます ここが 一番 危険な 急な岩場の登りです 積雪の時は 特に 滑落死亡事故が 多い所らしいです ここの 10mのくさりのある 岩場から 登ります 以前 我が山の会の人が 実際 ここで 滑落死亡事故を見たそうです この上に 5mのはしごが 2本あります どんどん 上って行きます はしごは アイゼン装着のため 登りにくいので 注意しながら 行きます はしごを 上がって 振り返った所です 下に 穂高岳山荘の赤い屋根が うっすらと 見えています ここから 一番危険な 核心部の 雪の壁になっている 登りに入ります ここからは 何人も 落ちて 死んでいる 一番やばいところです 10mの くさりは 雪の下に 埋まってしまっています 結構な 急斜面です 少し 緊張しながら 行きます でも 階段状に ステップが 切られて ありますので 全然 大丈夫です しかし これが 一枚アイス・バーンだったら 特に 下りが 大変でしょうね 見上げると こんな感じです 天国への 階段です? 落ちると・・・・マジ しゃれになりません 高度感が 結構 あります 小雨みたいなのが 吹き付けてきます 振り返って 下を 見ますと 一人 来ています もし ここで 滑落すると 下部にうっすらと見える ワイヤーに ひっかかるはずですが・・・・? でも ワイヤーの隙間が 大き過ぎると 思うんですけれど・・・ ワイヤーの向こう側は10m以上の絶壁です・・・ 慎重に・・・・ ワイヤー・ネットを 下から 見ると こんな感じです ワイヤーを 抜け落ちると まず 助からないでしょうね・・・? 丁度 アイス・クライミングの練習をしている所から まだ下へ ず~と 落ちて行くでしょう? もう少しで 上部に 抜け出せます 残念ながら ガスで 周りが よく見えません まだまだ 登りは 続きます ピッケルのささったモニュメントが あります また 急斜面が あるみたいです なかなかです ここも 階段状に ステップが 切られています 奥穂高岳の頂上の祠が 見えて来ました やっと 奥穂高岳(3190m)の頂上に着きました 日本で 3番目に 高い山です ちなみに 一位は富士山(3776m) 二位は南アルプスの北岳(3193m)です 残念ながら 周りは ガスで 見えません 祠の上から 撮って 見ました 同じ 祠の上から 撮った ガスも雪も無い時の ジャンダルム方面の景色です 今度 ここを 是非 縦走してみたいですね さあ 寒いし 何も見えないので さっさと 下山します あれれ・・・ いつの間にか 道を間違っています 夏道の方へ 下りて来ています また 少し 登り返して 登ってきた 冬道に戻ります 急な下りです なかなかな急斜面です 上から 見ると こんな感じです 下りは 特に 慎重に・・・・ 下から どんどん 上って来ています 最後の 一番危険な 核心部の急斜面に やって来ました 上から 見ると こんな感じです 高所恐怖症の人は 大変でしょうね アイゼンを 自分のズボンのすそにでも ひっかけて つまずいて こけたら 大変です はるか下の方に 落ちた時の為の ワイヤーが見えます・・・ しかし もし 滑落した時 本当に あそこに 引っ掛かかるのでしょうか・・・? 昔は それさえも 無かったので 落ちると まず 助からなかったそうです ここで 私が 上から 滑落していくと みんなを 巻き添えにしてしまいます みんなで 落ちれば 怖くない・・・? ここで 滑落すれば まず 止める事は出来ません それほど 傾斜が きつ過ぎます・・・ 注意しながら 下りて行きます なんせ ワイヤーの向こう側は10m以上の絶壁ですので・・・ もう一度 下からの 写真です どうにか 危険な場所は 通り過ぎて 今度は 長~い 急な下りです でも 先ほどの 危険な急斜面を 経験していると たいした事がないように 見えてきます でも 実際は スキー場の 上級者コース以上の 傾斜があります はるか 下方に 涸沢ヒュッテやテント場が 小さく見えます 前穂高方面を 見ながら 下りて行きます あまりに 長い下りなので 休憩しながら 下りて行きます もう 随分 下りて来ました 急な下りですが 尻セードで 下りてみます スピードが 出過ぎると ピッケルで滑落停止の訓練を しながら 下りて行きます やっと テント場まで 下りて来ました しんどいですが さっそく テントを 撤収して 徳沢まで 下山することにします 明日の朝 早くに 上高地からの バスに乗らないと・・・ 上高地から出るだけでも 順番待ちで大変ですから・・・ 涸沢ヒュッテから 見える たった今 登って下りて来た 奥穂高岳(3190m)日本第3位です 昨日 登った 北穂高岳(3106m)日本第9位です なごりおしいですが 下山する事にします 雪の無い時は こういうコースも あります 振り返ると ガスがかかった 奥穂高岳が まだ 見えています 登りは あれほど しんどかったのに 下りは あっという間に 下りて来ました 帰り道 漫画のような ハプニングが 起こりました 左足が ズッポリ埋まり どう あがいても 抜けなくなったみたいです 靴が 雪下の氷に 引っ掛かり ぴくりとも 動かせない状態に なっているそうです 私も ストックで 周りを 掘り返したりしながら 手伝いましたが なかなか抜けませんでした 本谷橋まで 一気に 下りて来ました 屏風岩を 眺めながら どんどん 進んで行きます 横尾山荘の前の橋まで 戻ってきました どうにか 徳沢まで たどり着き また テント設営を しました しかし 夕方から 翌朝まで ず~と 雨に なってしまいました (徳沢ロッジで お風呂に 入ることが出来ました 400円で石鹸付き 夜7時までで便利です) 翌朝も 雨が パラパラしていましたが なんとか 無事に 上高地まで戻ってきました すんなり バスにも乗れて帰れ 平湯温泉の 神の湯に 立ち寄って来ました かけ流しの天然温泉100%の露天風呂です 500円でした 帰り道 高山市内へ行き 高山別院・高山屋台会館・からくり実演獅子会館・日下民芸館を見て来ました 高山屋台会館 からくり実演獅子会館 日光東照宮の模型 日下民芸館 (昔のお金持ち 庄屋 屋敷) 懐かしい ダイハツ・ミゼットや マツダ・キャロルなどですね 高山ラーメン・飛騨牛の串焼き・みたらしだんごを 食べてきました 飛騨牛の串焼き みたらしだんご そして もう一度 温泉に入り さっぱりして 帰りました 帰りの 高速も そんなに 混むことも無く すんなり 帰ってこれました
by ohara98jp
| 2009-05-11 23:56
| アルプス 登山
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Comments(2)
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by
ヤマガツオ
at 2009-05-16 21:55
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おじょもさん今晩は
いやー 相撲の土俵際でも同じですが 登りのシーン 見るだけで肩がこりました。 よう登りませんけどついつい力が入ります。 下りは三途の川でなく 一歩間違えば 氷の川、こちら控え綱がないとよう登りませんわ。(控え綱有っても この場面絶対 ヒカエマス) シャッターもさぞかし大変だったと思います。(プロですね) また別の山 楽しみにしております。
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ohara98jp at 2009-05-16 23:43
ヤマガツオさん 今晩は
奥穂高岳の岩場の急斜面の登り 雪があるのと 無い時では 全然違って来ますね それも アイス・バーンに なった時には 大変です (当たり前ですが・・・) 上りより 下りの方が 大変で 難しいです 高所恐怖症の人は なかなか大変でしょうね 私は 意外と 高い所でも 平気なので 写真は いつでも どこでも 写します でも 本当の高度感が出るように 撮るのは なかなか 難しいですね・・・
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