21.07.18 ~19 夜9時過ぎに 高松に集合したのですが 雨とカミナリ注意報も出て 天候があまりにも 悪いため 協議の結果 中止になってしまいました さて どうしたものか? 私は 北アルプスは もう諦めて 四国のどこかの山に行こうか?と思っていた所 Sさんが 山の会の人に 電話して 急遽 九州の傾山(1602m)・祖母山(1756m)へ行ける事になりました 実は 同じ日程で 山の会の方で 九州の傾山・祖母山の縦走組とピストン組に分かれて 行く事になっていて 出発が夜の10時過ぎだったので たまたま それに どうにか間に合ったのです 九州の朝は 北陸地方とは違い 凄く 良い天気です 夜中ず~と 走って来て 8時過ぎに やっと 九州の傾山 九折登山口に着きました しかし ここに 到着する前に ハプニングがありまして 実は 私の車が 高速道路に入ってまもなく クーラーのコンプレッサーから ガラ・ガラと大きな音がしていたと思ったら まったくエアコンが冷えなくなってしまいました 完全に 壊れてしまったみたいです なんで どうして こんな時に・・・・ エアコンのスイッチを切っても ガラ・ガラ・ガラと大きな音がしっぱなしです しかたなく 車の下へ潜ってクーラー・ベルトをナイフで切断して やっと音は止まりましたが・・・ しかし なにも よりによって このタイミングで 壊れなくても・・・・・ 最悪・・・・ 暑いよ~ 夜中までの運転と 蒸し暑さで あまり眠れず 睡眠不足のまま 8時15分 登り始めます 三ッ尾 経由 傾山 の屈指の健脚コースを時計回りで行きます 標高差 1200m以上(正確には 1252m)あります 分岐に来ました 健脚向きコース 4.5時間~5時間と 書いてありますが・・・ 帰りは ここに 下りて来る予定です ハードなコース 三ッ坊主コースを行ったのと 暑さと 睡眠不足でバテ・バテになってしまい 上りに 5時間30分かかりました しかし 傾山のこのコースは 険しい急登や 岩場のアップダウンが続き大変です それに 標高差 1200m以上(正確には 1252m) ありますし 暑さの為 北アルプスを 登るより きつくて しんどかったです 落差 75mの観音滝です 観音滝の近くの 荒れた 沢を越えて行きます 険しい急登が 続きます 岩場などが 多くあり 次から次へと 乗り越えて行きます 大きな大木が たくさんあり 豊かな自然が残っています しかし 本当に 急登が 続きます 岩場や 木の根っこをつかんで 大きな段差を 次々と 越えて行きます 足場の 平らな まともな所が あまり ありません もう少しで 尾根に出れそうです 木の根っこが 多くて歩きにくいです 少し 歩きやすく なって来ました 三ッ坊主コースは 危険ですと 書いてあります 危険と言われても・・・・ あいかわらず 険しいコースが 続きます 岩場があり 足元は間が開いていて 谷底が見え 右側は 絶壁で切り落ちています 向こう側へ 渡る時 ちよっとした スリルが 味わえます 展望の良い所へ 出てきました ピークからの下り 下り口 分岐を 見逃す所でした 上から下りて来ると 右下の地面に 分かり難い 黄色の小さな標識があります ここは 大きな段差の岩場が あります 大きな岩場の段差を ぶら下がりながら 下りて行きます 左側に落ちないように 注意しながら どんどん 行きます 大きな 段差などが 結構 色々あります アップダウンのある岩場が続きます 今度は 大きな岩場を よじ登って行きます 女の人は 登るのが 大変だと思います 今度は 大きな岩場を下りて行きます ハシゴもあります まだ 傾山まで 80分と看板があります え~ まだ 80分もかかるの・・・? アップダウンが多いので かなり 時間がかかります 今度は 高さ15mの岩場を よじ登ります よいこらしょ・・・と登って行きます 手がかりや 足場や ロープは ちゃんとありますので 別に なんの 問題もないです また また ピークを越えて行きます とにかく 登りがきついです 今度は また どんどん 下って行きます また 登り返して やっとの思いで 傾山(1602m) 頂上に 到着しました 暑さで ヘロヘロになって 倒れこんでいたら アブに 3ケ所 やられてしまいました これから 下りて行く 尾根の縦走路が 見えています 頂上の 左側から下りて 回り込んで 岩場の あそこの先を 下りて行きます 頂上から 少し 下りた所から 振り返ると・・・・ 左側が 傾山(1602m) 頂上で 右側の 急な岩場を下りて来ました 尾根道に 下りて来てからは アップダウンはあるものの 初めて なだらかな 歩きやすい道になりました しかし 歩いても 歩いても 中々 分岐がある 峠に 着かない 暑さで 二人とも 歩き疲れて 倒れこむように 横になって 休憩します 横に なったとたんに イビキが聞こえて来ました Sさんも 相当 暑さと 寝不足でお疲れのようです 縦走組は 50m先の山小屋で 宿泊ですので ここで お別れです 私達二人は これから まだ 4時間以上かかった 長~い下りが残っています ここは まだ 約標高1200mあります しんどいよ~ 下山道は はっきり しているのかな ? 少し 心配しながら 下りて行きます 振り返ると 歩いてきた でこぼこのアップダウンの多い 岩場の峰が 見えています もう 後は一本道の下りだけと 思っていたのですが やはり これが大間違いでした 急な下りをどんどん 行くと 岩場があったり ハシゴがあったりして 険しい道で 気が抜けません 標高1200mから 約600m下りて やっと 待望の 沢がありました もう 暑さと疲労で ヘロヘロ フラフラの 脱水状態の 熱中症になっていた私でしたので 非常に 嬉しかったですね これこそ 砂漠を さ迷った後に 出会う オアシスです (地獄に仏です?) 今まで 飲み水を切らさないように ちびり ちびりと 飲んでいましたので・・・ もう 頭から水をかぶり 1リットル位 がぶ飲みしてしまいました マメが出来た 足も冷やして やっと 正気に戻り 生き返りました 水の有難さが 非常に 身にしみてわかりました 少し 元気を取り戻して どんどん 下りて行くと 今度は 枯れた沢に出てきました 石のケルンをたどって ルートを探しながら行きます このあたりから 下山道がはっきりしません 夕方になり 薄暗い 荒れた沢で ルートがわからなくなりました 数少ない赤テープも 薄暗い 樹林帯の中の沢では 中々見つかりません ここの コースは暗くなってからの ヘッドライトを点けての 下山は まず絶対に無理だと思いました 普通の解り易い 登山道ではありません もしかしたら ビバークする事になるかもしれないと 思うようになりました 踏み跡がわからない あんな所を上って行くの?と言うような所を探して行くと 左岸にテープを見つけてやっと登山道を発見する事が出来ました 次の 樹林帯の中も 薄暗くて 落ち葉で 下山道がわかりにくいです 尾根を真っ直ぐに下りていくのではなくて 横へ 横へと 下って 移動して行きます 歩いても 歩いても なかなか 標高が下がらないです その内に 私達が傾山の頂上に着いた時に 下山を始めていた アベックに 追い着きました 女の人は もう かなり そうとう お疲れのようでした 無理もありません このコースは 半端でありません 非常にハードですし まして この暑さですので・・・ やっとこさ 6時過ぎに 朝の 分岐の所まで 戻って来ました ここまで 来れば もう大丈夫です ギリギリ 真っ暗になる前に (樹林帯の中は暗い)下りて来れました これでやっと 民宿で美味しいビールが飲めます やった~・・・・ 傾山 周遊 10時間かかりました 蒸し暑くて 標高差1200m以上(正確には 1252m)で 距離もあり 四国の山よりずっと 険しくて めちゃくちゃ きつかった~ 途中 荒れた沢で 道を見失った時 ビバークも覚悟しましたが 何とか 無事に下りて来る事が出来ました このコースは やはり非常にハードなので あまり 人が入って居なくて 踏み跡が はっきりしてない所が 多かったですね 九州の山は もっと なだらかな イメージがあったのですが この傾山は 傾斜がきつくて 岩場が多く 標高差も1200m以上(正確には 1252m)もあったりして 四国の山よりずっと ハードな登山道でしたね (ルートにもよると思いますが) 暑い 夏には 登るものでは ないですね 参りました・・・・ 民宿ふもと から見える 傾山 左側から 幾つもの ピークを越えて 行きました 帰りに 高千穂峡に 寄り道して 来ました もちろん ボートにも ちゃんと 乗って来ました なかなか 涼しくて よかったですよ 連休ですので やはり 人が多かったです 高千穂神社にも 寄りました エアコンのコンプレッサー本体とベルトの 取替です 部品代が高いよ~・・・・ 痛い 出費です・・・ 家に帰って インターネットで傾山を検索すると 傾山は結構遭難が多いと 書いてあります この山、地形が複雑で急峻、鬱蒼とした原生林を持ち、獣道も多い 登山口が既に相当山奥なので 道を見失うと厄介なことになると・・・・ #
by ohara98jp
| 2009-07-19 17:26
| アルプス 百名山登山
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