三嶺 雪の壁に阻まれ 勇気ある撤退

27.01.18

誰も居ない 雪の 三嶺に 行って来ました
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寒いのに 私達を 出迎えてくれていた

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おばあちゃん達



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9時10分  出発
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日差しが 眩しい・・・・

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急斜面を
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どんどん
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登って
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行きます
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朝日が 眩しい・・・・
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林道へ 出て来ました
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ここから また 尾根へ
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さらに 登るが
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私の アイゼンには 雪が ダンゴ状に くっつき 
高下駄を 履いたようになり 非常に 歩きにくい
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急斜面を ヒイコラと 登って行く
時々 ズボッと 股まで 沈み込む
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以前 遭難事件が 起こり 
この 標識が出来ました



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まゆみの木 付近
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日の当たる場所に 出てくると
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体重の 軽い K さんでも
ズボズボと 踏抜きが 多くなり
とても 大変です
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とくに 両足が 落ち込むと 
あがいても 中々 這い上がれません

体力の消耗が 激しいです
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でも さらに 頑張って
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登って行きます

私は 相変わらず アイゼンに 雪が くっつき 
高下駄を 履いたようになり 
時々 ズリッと滑り落ちそうになり
ヒヤッとします

これは 急斜面では とても 危険です
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足元は こんな感じ
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途中から トップで ラッセルを 頑張ってくれた A 君が 
ここから先は 傾斜が急で 怖いから 進めないと 座り込んでいる

傾斜は 40度を 超えている ?

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取り敢えず もう少し 先に 行ってみることに
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後ろを振り返ると こんな感じ
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あの大岩まで・・・・

体重の重い 私
雪面に しっかりと 蹴りこまないと
足元の 雪が崩れて 滑落しそうになり ドキッ・・・・
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ここで 落ちると ただでは済まない
まず はるか下まで 止まれない

もの凄い 長い 滑り台が 出来ています
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慎重に・・・・
ピッケルを 刺しても スカスカ状態で 心もとないです
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A 君は もう これ以上は 無理だと言い 引き返します
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剣山 次郎笈などが とても綺麗に 見えています


私は 先に 進みたかったのですが
他のメンバーの事を 考えると
あまり 無理は出来ないと 判断して

ここで 勇気ある撤退 ? をすることに・・・・

急斜面を 無理して 登って行っても
帰りの 下りが とても 危険ですから

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慎重に 下りて行きます

右利きなので 右手で ピッケルを 持ってのトラバースは まだ いいのですが
引き返す時に 左手で ピッケルを 持ってのトラバースが 違和感があり 非常に やりにくい
慣れの問題でしょうが・・・・




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後ろを振り返ると こんな感じ
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左から 塔の丸  丸笹山 剣山 次郎笈
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またまた 振り返ります
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あとは あっと言う間に 
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下るだけです
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相変わらず 高下駄を 履いたようになります
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くっかない アイゼン 無いのかな ?

カジタックスより グリベルの方が 
靴裏の プレートが 工夫されていて くっつかないようです



大雪の時は いやしの温泉からの ルートが 距離は長いですが 安全です

         ⇑ クリックして 是非 見てください





by ohara98jp | 2015-01-19 21:36 | 徳島県 剣山系 登山 | Comments(2)
Commented by ランクルのS at 2015-01-20 14:37 x
大岩付近の雪壁、凄いですね。
おじょもさんには物足りないでしょうが、
撤退は正解かと思いますよ。
Commented by ohara98jp at 2015-01-20 21:35
ランクルのS さん   今晩は

あそこで 今回も 残念ながら 撤退してしまいました
以前のリベンジと 思っていたのですが また また ダメでした

まあ 山は 逃げませんので また 今度の機会に
是非 一緒に 行きましょう ?
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